チャレンジ富士五湖100km参戦 | - 2013/04/21
- 2013年4月20日(土) チャレンジ富士五湖 100kmの部 前日受付のため自宅を8:12に出発 太田川駅 8:26の特急に乗車。
JR東名高速バス 名古屋駅9:00発 スーパーライナー16号に乗車。 名古屋ICから高速に乗るまで 千種や本山等何か所か停車。 高速乗ってからもインターチェンジ2か所に1回は止まるんですねぇ。 おまけに事故渋滞で 岡崎と豊川の間で11kmだそうですよ。
小生1Aのシート。隣は若いお姉ちゃん。 足元狭いし、貴重品満載のリュックは足元に置いておきたいしで かなり窮屈。 御殿場までの道中で唯一休憩がある浜名湖SAで背伸びやら屈伸やらして、コンビニでおにぎり2個購入。 10分の休憩後発車。 早速 おにぎりをほおばる。
御殿場のレンタカー屋さんに13:00からで予約していたので 遅れる旨電話しようとしたら、注文受け付けのメール内に電話番号がない。 あわてて妻にメールしてネットで調べてもらい ついでに到着が14:00になることも電話してもらった。 御殿場停留所に到着が 予定より30分遅れの13:45くらい。 徒歩でレンタカー屋さんへ。 到着は13:55くらいでしたね。 レンタカーの受付して出発が14:15。レースの前日受付の会場富士北麓公園までは約45分で到着。富士五湖高速道路が520円+520円の1,040円でした。 道中ずっと雨が降っていました。
受付会場で会社のメンバーと合流。体育館の床に座っていると結構寒い。舞台上では 坂本さんやエリック・ワイナイナ、岩崎恭子ちゃんがお話しています。
じゃんけん大会で会社の若い衆が3名勝ち残りで商品ゲットしてました。 1番すごいのはニューバランスのランニングシューズ。サイズも測定してくれて後日送ってきてくれるんですって。羨ましい。
16:00からは前夜祭会場へのバスが動き始めるので バス発着場へ移動。 雨がすっかり雪になっていました。スタート/フィニッシュゲートも霞んでおりました。
小生は会社の若い衆たちの荷物をレンタカーに満載して 会場のふじやまレストランに向かいました。もう本降りの雪です。
前夜祭会場ではつわものたちが揃っており フルの大会ですと 「この体型でフルに出るの?」って人も多く見ますが やっぱりランナー体型の人ばかりですねぇ。 地ビール3種類を ピッチャーで何杯お替りしたことか・・・。かなり酔っぱらいました。
明日は頑張るぞー!で締め ウーロン茶しか飲まなかったK生氏に運転してもらい宿へ向かいます。 激しく雪が降り続けます。
宿の直前のコンビニによってもらい おにぎり3個とイチゴどら焼きを購入。明日のリュックに入れておくためのものです。
まずはゼッケンを装着したり、預ける荷物を用意したりと それぞれ身支度。 お風呂に入り、布団敷いて すぐ就寝。 21:00前でした。
起床は2:30。 朝食が2:30からなので起床後すぐに朝ごはんを食べに行きました。おにぎり3個とお漬物、箸休めがパックに入ったものとバナナ1本。お茶と味噌汁はセルフで。 結構満腹。 外は積雪。雨がそぼ降る。・・・・悲しい・・・・。
会場へのバスは3:50宿を発。 小生はレンタカーで100kmの部用の駐車場へ行くので先に出発。 駐車場は富士フォレストコニファー。広い駐車場なのでどこに置いたかわからなくなりそうで不安。 シャトルバスは案外早く到着。 北麓公園の会場まではバスでも結構時間かかった。 案外遠くなんだ。
会場に到着し 出走準備。 ほとんどは宿で準備済みなのでここではワセリンを塗り帽子をかぶり、雨合羽を着用したくらい。
荷物を預け外へ出て、A地点、B地点への荷物をケージの中に置いた。 さあスタート10分前。競技場へGO。
ぞろぞろと競技場への列についていく。皆 雨を避けてスタート直前まで建物の中。直前に一斉に移動するので大混雑。
スタート30秒前 と言われても まだトラック内に入れません。やっとこさバーをまたいでトラック内に入ったら号砲。 まぁいいタイミング。
雨降るのにカメラ構えて写真をとりながらスタートゲートに向かう。 写真撮り終えたら すぐにビニール袋にカメラを収納。右手に持って走り始めました。
歩道に積もった雪を30分前にスタートした112kmの部の選手や 100kmの早い人たちが踏んでいくので シャーベット状になっています。
最初はそれを避けて走っていたんですよね。 そうそう、水たまりも避けて走っていました。 周りのみんながそうでした。
ちょっとすると 避けようがないような 道幅一杯の水たまり とか 下り坂で右上から左下に川のように横切る水が出てきて みなさん覚悟を決めてザブザブと・・・。
冷たーい。つま先からジンジンしびれてきちゃいそうですよ。 またデジカメを握りしめているのですが 手も指先からしびれてくる・・・。
5K 35'37 いきなり㌔7分を越えちゃってます。 これは大変なレースになりそうです。
カメラをリュックに収納しようと思うが リュックを背負った上から雨合羽を着用しているので もうちょっと周りの混雑が緩和してからにしようと・・・。
結局6~7kmくらいカメラ手に持ったまま走ってました。広い道路で 端によって 雨合羽を脱いでリュックを下してカメラを収納し、 またリュック背負って雨合羽をはおり歩きながら前を留めようとするのですが 指がかじかんで留められません。200mくらい歩いちゃいました。
その後も すぐにフードが脱げちゃうんです。 さっきまでは全然平気だったのに・・・。 なんどもフードをかぶり直しながら2kmくらい走っていました。 そのうち面倒になって フードをかぶり その上から帽子をかぶるようにしました。 最初からそうしておけば2kmもストレス感じながら走らずともすんだのに・・・。
10km地点くらいでしたか、Y路氏とK生氏に追いつきました。 K生氏は㌔6分ペースで走り 11時間切りを目指す と豪語していたので 追いついたときに「私が早いのか?」と迷ったほどです。
確かに最初の5kmは㌔7分越えペースの35分37秒。 次の5-10kmは31分44秒に上がっては来てましたが ㌔6分なんて全然届きません。 寒さで彼らもペースが上がらないのです。
そこからは3人で走り エイドステーションでココアを飲んだら美味しかったので彼らにも勧め一緒に休憩しました。 その後 トイレに行きたくなり 「トイレまだか?」と思いながら走っていたら かなりペースが上がってしまっていたようです。(㌔6分を切っていたそうです) 山中湖畔のトイレに立ち寄りギリギリセーフ。 自分でも驚くほど長いトイレタイム。 自分の横が2人は交代しているのにまだ自分は便器に向かってました。 先に行っていると思ったK生氏が自分より後ろに並んでいて今から用を足すところでしたので ちょっとゆっくり目に走り 追いついてくるのを待ちました。 というよりトイレで外したランニンググローブをはめるのに手間取ったというか、ぬれたランニンググローブの指のところが裏返っちゃっているのをかじかんだ指先で直すのがこんなに難しいことだと初めて知りました。 1kmくらいはランニンググローブを振り回したり、爪でつまんだり、歯でかんだりしていました。 ランニンググローブの上からナイロン手袋をしていたのですが スタート直後はナイロン手袋のなかの指は細くて 十分空間があったのですが このころになると ナイロン手袋がはち切れそうなくらい指がむくんでいるんですよ。 こんな太い自分の指見たことありませんでしたよ。 53歳にして初めて見た自分の指の意外な一面・・・。 手袋に苦戦したり指のむくみに驚愕していたら K生氏が直ぐ後ろに追いついてきました。
10-15Kの5Kは33分29秒 次のエイドステーションでは トイレで先に行ってもらったY路氏にも追いつき また3人でココアを飲み、屈伸をしてから走り始めました。 ここら辺からは112kmの白ゼッケンの選手が低体温のせいか?フラフラになりながら歩いていたり、手すりにつかまってしゃがみこんでいたりという人たちが現れました。 本当に過酷な状況です。 Y路氏も合羽の用意がないせいもあり 手足の指先が冷たくて・・・とかなり参っています。 リタイアするにはどうしたらよいか? みたいな話が出てきて、第1関門まではがんばりましょう と励ましていきました。
15-20Kの5Kは31分52秒
第1関門は最初にココアを飲んだエイドステーションのところだったのかな。ここでもう一度ココアを飲んだんですが さっきよりずいぶん薄口ですよ。雨で薄まったか?
10-25Kの5Kは30分39秒。 寒いのでどんどんペース上がっちゃいます。 もう、いたるところ水たまりだらけで避けるのも面倒。まっすぐ走るのみ。 ざぶざぶ走り続けました。走る人も大変ですが 走路補助員の方も大変ですよ。本当に感謝、感謝です。 夢中で走っていましたので K生氏やY路氏とははぐれてしまいました。 一人旅です。33.6kmで72kmの部のランナーと合流。いっぺんに走りにくくなる。
基本歩道を走るので良くて2列、大抵は1列になります。 前を走る人がポンチョ着用の人だと 路面が見にくいので走りにくくてかないません。
抜くに抜けないし、 路面を確認するために間隔をあけると そこに人が入ってくるし・・・。 うーん 悲しい。
手袋の具合を直したり、合羽の袖口をまくり上げたり、もどしたり といろんなことをしているうちに時計を止めちゃっていたみたいです。 もう一度ラップを取り直したのが45Kくらいだったような。 45-50Kの5Kが34分27秒。 ㌔7分弱のペース。もう左足は悲鳴を上げている。
河口湖大橋は素晴らしい景色ですね。天気が良かったらさぞかし気持ちがいいだろうなぁと思いまいたよ。 往路は下りなので特にそう思いました。(復路ではたいへんだろうなと想像しながら)
ここでもずーっと歩道を走り 前の人の雨具越しに路面の状態を探るような 神経質な走りでしたね。
河口湖JA物産館(42.9km)を通過したのですが やっぱりトイレに行きたい。 どうしようかなぁ?と思っていると 左下にログハウスみたいなトイレが。 5人くらいしか並んでいなかったので立ち寄ることに。 並んでいる間 雨も小降りになってきたので雨合羽を脱いでリュックに入れました。 これが失敗。 雨は小降りなので気になりませんでしたが 風が吹き始め その風が冷たいのです。 これはいけまさんでした。次のエイド(46.5km)でまたすぐ雨合羽を装着しました。
もうここらへんでは左足首が痛くて勾配のきつい坂だと 上り、下りに関係なく走ることができません。つらいです。 3人くらいに抜かれた。前方を見ると勾配がきつくなりつつ右カーブがあるなぁ と思ったら左手に西浜小中学校エイドだった。
目の前に 今までで一番きつい上り坂が出てきました。迷わず歩きました。 歩きの練習もして来ましたので ㌔9分ペースで進むことができます。上りながら右カーブが見えてきたら 左手が第2関門の西浜小中学校エイドでした。 預けていた荷物を受け取り プロテインを飲み ココアをいただいていたら K生氏とY城氏が到着しました。 写真を撮り 健闘をたたえあいました。いちごどら焼きをY城氏と分け合って食べ 「あまりいると根っこが生えそうだから」と声をかけて先に出発しました。
出発したものの まだすごい勾配の上り坂。 ちょっとの間歩いて 勾配が緩くなったところから走り始めました。50-55k の5kが31分45秒。
野鳥の森公園エイドではうどんをいただきました。 ぼそぼそした食感に醤油味のうどんでした。 温かいというありがたみはありますが そう美味しいとは・・・。55-60Kの5Kが46分30秒 うどん食べたくらいでこんなに時間かかったのか?
精進湖に向かう途中 信号で止められると なぜかホっとしてしまう。 いかんいかん、こんなネガティブなことでは・・・。折り返してきたつわものたちと狭い歩道で対面通行。 これは大変ですよ。
精進湖を終えてからの第3関門までの道はアップダウンを幾度も繰り返す歩道で対面通行する長い区間。 前の人を追い抜くときには対向者が来ないことを確認してから素早く抜かないといけません。 一緒に行ったメンバーの中では 自分がトップを走っているらしく誰ともすれ違いませんでした。 60-65Kの5Kが36分58秒。
いきなり 白線矢印で左折誘導、その後すぐに右折誘導され何事かと思ったら 地下道で道を渡るのでした。 左足首が痛いので手すりに手を乗せゆっくり歩きました。
地下道を渡るとほどなく第3関門エイドでした。(69.8km地点) 65-69.8k 9分50秒。 ここでも預けていた荷物を受け取り プロテインを飲みました。そして 写真を撮ってもらい、コーラをいただき、再始動です。
折り返しですので みんなに会えることを楽しみに走りました。(滞在時間がなんと16分42秒か) 最初はK生氏。 地下道まで行く前に会いました。 かなり辛そうな顔つきでした。 彼のエイドでの休憩時間にもよりますが差は5~6分くらいですね。
地下道をくぐって坂を上り始めたらY城氏とY崎氏が並んでやってきました。ハイタッチで元気をもらい「折り返しはすぐそこだよ!」と伝えました。彼らとの差は10分くらいでしたね。
対向者が切れ目なく来るので 全然前の人を抜けません。 でも これがウルトラマラソンだろうな と考えながらとぼとぼ走っていました。 70-75Kの5Kが30分41秒ってホントかな?
野鳥の森公園のエイドまで帰ってきました。 うどんがまだあります。 1杯いただきました。 往路よりもさらにボソボソのうどんでした。 しかし完食しました。その後の下りが走れずにかなり歩きました。75-80Kの5K32分42秒。
西湖公民館エイドって思い出せません。 たぶん寄らなかったと思います。 激坂下りが出てきました。とても走れません。 歩くのでもつらいです。ヒーヒー言いながら下っていると 西浜小中学校エイドに着きました。
ココアとコーラをいただき、トイレによって 屈伸運動をして 再スタートです。80-85Kの5Kで42分25秒。
湖沿いをずーっと走る。 雲が切れて日差しが差し込むと 景色がきれい。 立ち止まって リュックをおろし、カメラを取り出し写真を撮り、ポカリを一口飲んでリュックを背負い走り出す。
そうすると 撮影中に抜いて行った人たちをまた小生が全部抜き返してしまいます。 同じ場所を走っている中では最速ランナー(自慢)なのであった。 85-90Kの5Kが39分43秒。
湖沿いから離れ市街地っぽくなってきたら急にお腹がすいてきた。 またリュックをおろして おにぎりを取り出し 歩きながら食べる(行儀悪し)。 口のなかがボソボソ。 なかなか咀嚼できず。 ポカリで流し込む。 リュック背負い直し また走り始める。 おにぎり食べている間に抜かれた人たちを追いかけるが もう足が残っていない。(きっとおにぎりを食べるタイミングが遅かった。 体に力が入らない)90-95Kの5Kが44分40秒です。ほぼ㌔9分ペース(悲)。
最後のエイドで紅茶とコーラをいただき再スタート。 道を渡るのに止められ 4人位がイライラして待つ。 スタートして 二人はとっとと走っていったが、小生ともう一人は はなから歩く作戦。 上り3kmを一生懸命歩く。 すでに体は疲労のピークなので㌔10分くらいのペースだったかな? だけど 前を走っていく人との距離はそんなに広がらない。 同じように歩いている人には追いつき追い越していけるので この区間内では最速ウォーカー(自慢)。 5人位に抜かれて 2人くらい抜いたぞ! そしてなんとか登り切り ラスト2kmは下り。 足が痛い。 変な走り方しかできない。 でも歩くよりは早い。
北麓公園内に入ってくると両側にギャラリーが。 「おかえりー」「ナイスラン!」の声援が一斉に沸く。 とにかく嬉しくて 嬉しくて みんなに返事をしていました。
競技場沿いに右カーブする地点で会社の子たちが迎えてくれ これまたとても嬉しい。 マイクで名前を呼ばれ 「お帰りなさい」言われた時には 大声で「ただいまー」と答えていました。
左に曲がり競技場に入ると すぐにFinishゲートが。女子学生がゴールテープを整えてくれるのを見計らって 両手を挙げて ゴーーール!!。 嬉しかったです。
完走メダルとタオルをかけてもらい 両足のチップを外してもらいました。 12時間08分38秒でした。 達成感とかではなく みんなに誉めてもらえたことがとても嬉しい というのが正直な感想。
体育館に戻り 荷物を受け取り シャワーを浴びた後 ストーブの前に移動する際 寒くて 全身ぶるぶる震えてしまいました。 いままでの人生でここまで全身が震えたことがなかったので 体への負荷が重かったことを思い知らされちょっと怖くなった瞬間でした。 差し入れの富士宮焼きそばをぺろりと食べブリックパックの飲み物2本を次々飲み干して やっと人心地付きました。
左足首は腫れ上がり それをかばった右足の太ももはかなり痛みを持っております。 大変なレースでした。 でも来年も出ます。 もっと積極的なレースをしてタイムを狙いに行こうと思います。
帰りはY城氏とバスで100kmの部の駐車場に移動。 レンタカーで御殿場まで戻り、レンタカー返却。 歩いてJR御殿場駅(約10分)。痛む足で必死に歩きました。
御殿場から三島に出て 新幹線で名古屋まで帰ってきました。 車中ではビールロング缶2本で しっかり酔っぱらいました。 自宅着は23:10でした。
すぐにお風呂に入り あったまりました。 翌日は10時から親戚の葬儀参列-斎場-初七日法要のフルコース。 左足の腫れがひどく革靴がなかなか履けずに苦労しました。
次回からはきっと大丈夫だと思います。
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